本書きました『AWS認定 高度なネットワーキング-専門知識』
ほとんど1冊目の本の出版時に言いたいことを書き残したくて立ち上げたこの実名サイトですが、案の定ほぼ放置、放置しているうちに2冊目を書くことになりました。無事、2022年2月28日発売予定ということで、ご紹介。手元に見本誌も届きました。こうして形になるととにかく嬉しいですね。もうすぐ書店にも並ぶかと思います。 Amazonリンク https://amzn.to/3IrfKWV 書名:要点整理から攻略する『AWS認定 高度なネットワーキング-専門知識』 AWS認定資格ネットワーク対策本。たぶん日本語では初? 解説兼宣伝です AWS認定資格ネットワーク対策本。たぶん日本語では初でしょうか。AWSのトレーニングに沿った内容としていて、各章を分かりやすく解説していくという形式です。それぞれ、各分野で実務経験豊富な同僚たちが執筆しています。最後には大量の練習問題の章があってこれが凄いです。 本全体の紹介は代表執筆者の佐々木さんのブログを御覧ください。大幅に予定が遅れたのは…誰のせいだったかなぁ https://blog.takuros.net/entry/2022/02/14/095423 私の担当は3章「大規模なハイブリッドITネットワークアーキテクチャの設計と実装」です。前書と同様の「オンプレ接続」、VPNとダイレクトコネクトが対象です。この分野、もう長いことやってますが、ゆったりと進化していて使っていない機能も多く、整理するのが大変でした。 3章の範囲は扱っているシステムの通信がインターネットで完結している場合など、要らないケースでは徹底的に要らないですし、使ったとしても担当任せでVPNやダイレクトコネクトを深く考えることはあまり無いと思います。そのくせ、試験単元としては配分も多いのです。ぜひこの本で親しんで頂ければ嬉しいです。 本書の(3章の)内容について そもそも、認定資格は実務で使うためのものですから実務で役に立つのは当たり前なのですが、なるべく実際の設計や構築、トラブルシューティングに役立つような要素を取り入れたつもりです。ネットワーク全体の設計要素を他の章に委ねることができたため、書きたいことに集中できたという気がします。前回の本はネットワークは私の単元だけでしたから。 まずは通信パターンについて。インターネットに触れているのは