スギ花粉症の舌下免疫療法を続けてきました

なんとか続けることができました。成果が楽しみです。

スギ花粉症の舌下免疫療法

詳細はこちらです。毎日1回、治療薬、といっても本物のスギ花粉、を服用し続けることでアレルギー症状を抑えるという治療法です。

効果は高く、8割の患者に完治も含めなんらかの効果が出るとのこと。処方してもらった先生も「実感としてもそのとおりだし、スギ花粉症と診断された患者さんには自分としては推奨したいと思っている。副作用も極めて少ない」とのこと。

では何が問題なのかというと「毎日毎日、最低でも3年間確実に続けられるか。1ヶ月に処方を受けに1度通ってもらうし、それを確約してくれる患者さんでないと処方はしない」とのこと。

治療薬:シダトレン

これです。シダトレン。成分は『標準化スギ花粉エキス原液:スギの花粉を原料とし、50%グリセリン・塩化ナトリウム溶液※で抽出して得たアレルゲンを含む液。』とあります。

要は「スギ花粉を集めてきて(甘い味がする)グリセリンに混ぜて飲みやすくしたもの」なのだそうです。グリセリンは食品添加物にもなる材料で、化粧品によく入ってますし、歯磨き粉にも入ってます。まぁ、害になるようなものではないですね。

副作用とされているもののうち、口の腫れやかゆみなどの軽度なものは「要は花粉症の症状」です。「スギ花粉そのものなんだから当たり前」。アナフィラキシーショックについては無視できないことですが、先生によると「論文読む限りは怖がるようなことではないと僕は判断した(ので患者さんに勧めている)」とのこと。はっきり言っていただけて安心です。言ってることが信じられない先生に診察受けるべきではないし。

服用の実際

量は微量、味は「甘いシロップ」。蜂蜜のような良い風味はありませんしただ甘いだけですから気持ちの良いものではありません。が、苦いとか不快な感覚はありませんから苦痛はありません。

決意も新ただった当初2週間のあと、緊張感が解けた頃に飲み忘れがありましたが、その後は続いています。習慣ですね。忘れると気持ち悪い、落ち着かないという心境に至ったのは2ヶ月後くらいでしょうか、ここまで来れば「勝ち」です。

シダトレンは冷蔵保存が必要なので、困るのが旅行中、特にキャンプですね。1泊2日なら出発日の朝に飲んで、翌日帰ってきて飲めばOK。2泊でも1,2日なら冷蔵でなくても良いそうなので、2日目に持参した分を飲めばOK。

長期の帰省、出張の場合は宿泊先に冷蔵庫があるでしょうし問題ないですが、持ち忘れたら詰みですね。この点は新しく出たシダキュアの方が優れています。19年5月までは1ヶ月2回の受診になることからシダトレンを勧められましたが、今年から新たに開始される方は
シダキュアも選べますね。

効果の実際

効果が出るかはここ2ヶ月でわかります。楽しみです。

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