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『マルチクラウドネットワークの教科書』 を書きました

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『マルチクラウドネットワークの教科書』 翔泳社 『マルチクラウドネットワークの教科書』 を書きました。マルチクラウドネットワークの重要性、設計・構築・運用に必要な技術と要件を解説しました。対象はAWS・Azure・Google Cloud。オンプレミス環境にマルチクラウド環境をネットワーク基盤が統合していくときに必要な知識が網羅できていると思います。 本書は「ネットワーク基盤がマルチクラウド導入を先導する」という思いから、そのときのガイドラインが必要だという動機でスタートした書籍です。複数のパブリッククラウドを併用するマルチクラウドが徐々に広がり始めていますが、マルチクラウドに至るまでの流れをマルチクラウドジャーニーと捉えて、その意義とそれを支えるネットワークを構築・運用していくノウハウを詰め込みました。

2023/09/11 ラグビーワールドカップ

初戦チリ戦、まずは1勝で一安心。所用の片手間ながら見ておりました。 ただまぁ...これから調子を上げていかないとという感じでしたね。あと、イエローカードが出て退場者が出るルールはどうにも馴染めない。

2023/09/06 クラウドネットワーク昔話

クラウドネットワーク昔話 Azureのネットワークセキュリティグループって昔、pingを許可するのに必要なICMPの許可がなく、あらゆるプロトコルを許可するしか無かったはずと思うんですが記憶にある方いませんか。 Azureの強制トンネリングはひとえに恐怖でした。これも当初はユーザー定義ルート(UDR)で回避できるかと思ったら、強制トンネリングで問題になる宛先のアドレスが不明で結局どうしようもないという。

2023/09/01 NFLゲームパス

更新されてしまった...まぁ仕方ない、今季を楽しもう。 今季のゲームパスはDAZN内での展開ということでアプリが統一されるのは良いのですが、 ハイライトやら40minやらはちゃんと見られるのか 試合結果を見ずに見たい試合の見逃し配信にたどり着けるか などが大変気になります。

2023/08/30 夏の甲子園

あんまり話題になっているので録画して見たんですが、凄い声援。これが名門私学の実力ですね。来年の中学受験では志望者が増えるんじゃないでしょうか。 確かに相手校が圧倒的なアウェイになってしまった、コミュニケーションが声援でかき消された、マナーとしてどうなんだ、みたいな話はありますが深くは触れません。シンプルに慶應さん、強かった。 打者はとにかく空振りしない。選球眼が良い。前に飛ばなくてもあれだけ当てられれば投手はツラいし、失投も投げてしまう 投手はコントロールに自信があるんでしょうね、堂々と投げ込む。140キロ前後でもきちんとコントールされたらなかなか打てません お見事でした。記憶に残るいい試合だったと思います

2023/08/28 AWSネットワーク対策本

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Amazonリンク 要点整理から攻略する『AWS認定 高度なネットワーキング-専門知識』 引き続き大変好評で嬉しいです。新バージョンへの対応は私だけの本では無いのでどうなるやら、ですね。そもそも新バージョンで自分も合格しないといけないし、それに合わせて本書の記述ももちろん直したいのですけれど。ここで勝手に補遺を書いていくかなぁ? レビュー: duelist2020jpさま DirectConnectに関する説明記載は、トラブルシューティングの内容も含めて充実していて良かったと思います。 ありがとうございます。元々「試験対策だけではなくて実務にも役立つ本」と思って書いていましたので、実務で役立てて頂ければ嬉しいです。この本については試験範囲だから仕方ないんですが、ほぼレガシーになりつつある古い手法を解説するのが難しかったですね。

2023/08/26 [パブクラネットワーク]専用回線接続(Direct Connect・ExpressRoute・Cloud Interconnect)でのIPsec暗号化

主要3クラウドの専用回線接続(Direct Connect・ExpressRoute・Cloud Interconnect)でのIPsec暗号化機能が揃ってました。 AWSはこちら( https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/whitepapers/latest/aws-vpc-connectivity-options/aws-direct-connect-aws-transit-gateway-vpn.html ) Azureはこちら( https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-wan/vpn-over-expressroute ) Google Cloudはこちら( https://cloud.google.com/network-connectivity/docs/interconnect/concepts/ha-vpn-interconnect?hl=ja ) Azureのこちら「 ExpressRoute Microsoft ピアリング経由のサイト間 VPN を構成する 」のように「いわゆるパブリック接続」を通す手法は、 専用回線接続を通しながら VPC/VNETにIPsec接続する  ためのデザインパターンというかワークアラウンドとして定着しているのですが、そうではなくて、VPC/VNETと接続するための「プライベート接続」上にIPsec VPNを通す手法です。 オンプレミスネットワークからクラウドVPC/VNETまでのエンドツーエンドでの暗号化の現実的な手法としてこれから利用機会が広がりそうです。IPsecのアンダーレイヤがインターネットの場合と異なり「アンダーレイヤからもVPNトンネルからも同じプライベートネットワークのアドレスが広報されること」が扱いにくい構成なのには注意ですね。 Amazonリンク https://amzn.to/3IrfKWV